【かき氷】平安貴族が愛した「削氷」とは? 清少納言が描いた上品な夏の涼味

暑い日に食べたくなる、ひんやり甘いかき氷。
実はそのルーツともいえる“削氷(けずりひ)”が、約1000年前の平安時代、清少納言の随筆『枕草子』に登場しているのをご存じでしょうか。
「春はあけぼの…」で知られるこの作品の中に、貴族たちの涼やかな暮らしぶりとともに記された、幻の甘味料「甘葛(あまづら)」をかけた削氷。今回は、清少納言の世界に触れながら、平安の“涼のお菓子”に迫ります。
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