【NEWS】在るべきすがたへ。創建1800年の北九州「和布刈神社」をリニューアル[中川政七商店]
“導き”の神社としてコンセプトや神紋、授与所などを一新
創建1800年、九州最北端に位置し関門海峡に向かって鎮座する「和布刈神社(めかりじんじゃ)」。
奈良の老舗・中川政七商店のコンサルティングにより、コンセプトや神紋、授与所などを新装しました。
日本の神社は全国に8万社以上ありますが、時代の変化とともにその役割が弱まり、収益の確保が難しくなりつつあります。
今回、中川政七商店によるコンサルティングのもと“和布刈神社を在るべきすがたへ”をビジョンに、潮の満ち引きを司る“導き(=道先を先導する)”の女神「瀬織津姫(せおりつひめ)」を祭る神社として、創建の由緒に基づきコンセプトを整理。古くから伝わる八重桜の神紋をリファインするとともに、御守やおみくじ・縁起物など、参拝する人の心を“導く”手助けをする授与品と、それらをお渡しする授与所の装いも一新。
また人生の最後の“導き”として、関門海峡での海洋散骨供養を「海葬」として改めています。
Top Photo: Takumi Ota
和布刈神社
2019年12月9日(月)リニューアル
[所在地] 福岡県北九州市門司区門司3492番地
[電話] 093-321-0749 [授与所] 9:30-17:00
[コンサルティング] 島田 智子(中川政七商店)
[グラフィックデザイン] 岡本 健・山中 港(岡本健デザイン事務所)
[授与所デザイン] 佛願忠洋(ABOUT)
*2020年1月25日(土)には、1800年以上の歴史をもつ祭事「和布刈神事(めかりしんじ)」が執り行われます。
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