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【都市文化]洗練された美意識!「琳派と印象派」ー東西都市文化が生んだ美術ー 開催[アーティゾン美術館]

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本展の見どころ

新収蔵作品を初公開

石橋財団は創設以来、継続的に作品収集に取り組み、現在もコレクションの幅を広げています。

本展では、アーティゾン美術館の前身であるブリヂストン美術館が建て替えのために休館した2015年以降に加わった新収蔵作品の中から、尾形光琳《孔雀立葵図屛風》(重要文化財)を含む12点を初公開します。

キーワードは「都市文化」

日本とヨーロッパの美術を比較するときに、ジャポニズムの視点での紹介は多々ありました。

本展は「都市文化」に注目し、大都市ならではの洗練された美意識の到達点を比較しつつ見渡します。

あの有名な作品も見られる

俵屋宗達《風神雷神図屛風》(国宝)を始めとする日本美術史上に輝く名作も、国内の寺院、美術館、博物館から集結。

琳派、印象派の両ファンにお楽しみいただけるラインナップです。


主な出展作品

俵屋宗達《風神雷神図屛風》


俵屋宗達《風神雷神図屛風》江戸時代17世紀 建仁寺蔵(国宝) (後期のみ展示:2020年12月22日[火]ー2021年1月24日[日])


俵屋宗達《舞楽図屛風》


俵屋宗達《舞楽図屛風》江戸時代17世紀 醍醐寺蔵(重要文化財) (前期のみ展示:2020年11月14日[土]ー12月20日[日])

尾形光琳《孔雀立葵図屛風》


尾形光琳《孔雀立葵図屛風》江戸時代18世紀 石橋財団アーティゾン美術館蔵(重要文化財)


伝俵屋宗達《伊勢物語図色紙 彦星》


伝俵屋宗達《伊勢物語図色紙 彦星》江戸時代 石橋財団アーティゾン美術館蔵


エドゥアール・マネ《白菊の図》


エドゥアール・マネ《白菊の図》 1881年頃 茨城県近代美術館蔵


カミーユ・ピサロ《ポン=ヌフ》


カミーユ・ピサロ《ポン=ヌフ》 1902年 公益財団法人ひろしま美術館蔵


クロード・モネ《睡蓮の池》


クロード・モネ《睡蓮の池》 1907年 石橋財団アーティゾン美術館蔵


ベルト・モリゾ《バルコニーの女と子ども》


ベルト・モリゾ《バルコニーの女と子ども》 1872年 石橋財団アーティゾン美術館蔵


同時開催

石橋財団コレクション選
特集コーナー展示 青木繁、坂本繁二郎、古賀春江とその時代久留米をめぐる画家たち

2020年11月3日(火・祝)〜 2021年1月24日(日)

[会場]4階展示室
[担当学芸員]伊藤絵里子

ブリヂストン美術館の創設者・石橋正二郎の故郷である久留米にゆかりのある画家に焦点を当て、永らく非公開だった青木繁「仮面スケッチ」の一部や、坂本繁二郎の絶筆《幽光》など、新たに収蔵した作品も初公開します。

[11月3日(火・祝)ー11月12日[木]についてのご注意事項]

上記期間は4階展示室のみ公開、5階・6階展示室は休室します。

[入館料]日時指定予約制(9月3日[木]よりウェブ予約開始)一般ウェブ予約チケット500円、当日チケット(窓口販売・ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ)500円、学生無料(要ウェブ予約・中学生以下予約不要)
[休館日]月曜日


アーティゾン美術館


〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2

公益財団法人石橋財団ブリヂストン美術館は、2015年5月から休館しておりましたが、このたびアーティゾン美術館という新館名の下、新しい美術館として開館しました。

「ARTIZON」(アーティゾン)は、「ART」(アート)と「HORIZON」(ホライゾン:地平)を組み合わせた造語で、時代を切り拓くアートの地平を多くの方に感じ取っていただきたい、という意志が込められています。

新しい美術館のコンセプトは「創造の体感」。

古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、そして現代美術まで視野を広げます。アーティゾン美術館は、23階建て高層ビル「ミュージアムタワー京橋」の低層部に位置し、展示室は4-6階の3フロア、旧美術館の約2倍の面積に拡張され、最新の照明や空調設備を伴い、美術の多彩な楽しみを提供していきます。

https://www.artizon.museum/



琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術

2020年11月14日(土)〜2021年1月24日(日)

前期:11月14日(土)〜 12月20日(日)
後期:12月22日(火)〜 1月24日(日)

*本展では展示替えがあります。展示期間をご確認のうえ、ご来館ください。

[会場] 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(6階、5階展示室)

[開館時間] 10:00〜18:00(毎週金曜日の20:00までの夜間開館は、当面の間休止を予定しています。最新情報はウェブサイトをご確認ください)*入館は閉館の30分前まで

[休館日] 月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、年末年始(12月28日ー1月4日)、1月12日

[入館料(税込)] 日時指定予約制(9月14日よりウェブ予約開始)
一般ウェブ予約チケット1,700円、当日チケット(窓口販売)2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧頂けます。

[監修] 小林忠(学習院大学名誉教授)
[担当学芸員] 平間理香、賀川恭子
[主催] 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、日本経済新聞社

アーティゾン美術館は日時指定予約制です。あらかじめご来館前に入場券をご購入ください。

https://www.artizon.museum/ticket/

[問い合わせ] 050-5541-8600(ハローダイヤル)


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