【日本画】自然と向き合い培う。 特別展「東山魁夷と四季の日本画」開催[山種美術館]
この記事の目次
本展のみどころ
東山魁夷の連作「京洛四季」4点を約4年ぶりに一挙展示
川端康成の言葉をきっかけに京都を描いた四季の名作「京洛四季」(《春静》、《緑潤う》、《秋彩》、《年暮る》)を約4年ぶりに一堂に展示します。
皇居新宮殿ゆかりの作品をご紹介
横幅9mにおよぶ東山魁夷《満ち来る潮》をはじめ、宮殿の装飾にあたった安田靫彦、山口蓬春、上村松篁、杉山寧によるゆかりの逸品をご堪能ください。
本の豊かな四季を感じさせる優品が目白押し
東山魁夷をはじめ、川合玉堂、髙山辰雄など近代・現代の名だたる画家たちが四季を描いた数々の優品揃いの特別展です。
出品作品 (一部)
東山魁夷《白い嶺》
東山魁夷 《白い嶺》 1964(昭和39)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《緑潤う》
東山魁夷 《緑潤う》 1976(昭和51)年 紙本・彩色 山種美術館
東山魁夷《満ち来る潮》
東山魁夷 《満ち来る潮》 1970(昭和45)年 紙本・彩色 山種美術館
結城素明《春山晴靄・夏渓欲雨・秋嶺帰雲・冬海雪霽》
結城素明 《春山晴靄・夏渓欲雨・秋嶺帰雲・冬海雪霽》 1940(昭和15)年頃 絹本・彩色 山種美術館
山口蓬春《新宮殿杉戸楓 4分の1下絵》
山口蓬春 《新宮殿杉戸楓 4分の1下絵》 1967(昭和42)年 紙本・彩色 山種美術館
ⓒ公益財団法人 JR東海生涯学習財団
加藤栄三《流離の灯》
加藤栄三 《流離の灯》 1971(昭和46)年 紙本・彩色 山種美術館
「Cafe椿」特製和菓子
美術鑑賞の余韻のなかで、お茶とスイーツ、ランチが楽しめる「Cafe椿」にて、特別展「東山魁夷と四季の日本画」に合わせたオリジナル特製和菓子がいただけます。
峰の桜
東山魁夷《春静》
鷹ヶ峰の深い緑色をイメージし、淡雪羹と錦玉羹の桜をアクセントに添えました。中は上品な甘さのこしあんです。(こしあん・淡雪羹・錦玉羹) ※卵を使用しています。
ときわ木
東山魁夷《緑潤う》
常緑樹と苔の緑が映える修学院離宮の庭園を透明感のある錦玉羹と羊羹で表現し、抹茶風味に仕上げました。(錦玉羹・羊羹・淡雪羹) ※卵を使用しています。
今ひとたびの
東山魁夷《秋彩》
和歌で名高い小倉山の秋の夕景を描いた作品を和菓子でかたどりました。中には黄緑色の鮮やかな柚子あん入り。(柚子あん)
除夜の鐘
東山魁夷《年暮る》
歳末の夜、古都にしんしんと降る雪と町家の屋根を、きんとんと錦玉羹で和菓子にしました。
冬の風情を感じさせるひと品です。(黒糖風味大島あん・錦玉羹)
波しぶき
東山魁夷《満ち来る潮》
魁夷が《満ち来る潮》で描いた波涛と巌をモティーフにしました。つぶあんと練切りのふたつの食感を楽しめる贅沢な和菓子です。(小倉あん)
特別展「東山魁夷と四季の日本画」
2020年11月21日(土)~2021年1月24日(日)
[会場] 山種美術館
[開館時間] 11:00〜16:00 (入館は15:30まで)
[休館日] 月曜日(但し、11/23(月)、1/4(月)、1/11(月)は開館、11/24(火)、1/12(火)は休館)※12/28~1/2は年末年始休館
[入館料] 一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)1100円 、左記いずれかのうち大学生・高校生900円
[きもの特典] きものでご来館された方は、一般200円引き、大学生・高校生100円引きの料金となります。
[主な出品作品]
東山魁夷《白い嶺》《月出づ》《春来る丘》「京洛四季」連作:《春静》《緑潤う》《秋彩》《年暮る》《満ち来る潮》、結城素明《春山晴靄・夏渓欲雨・秋嶺帰雲・冬海雪霽》、山口蓬春《新宮殿杉戸楓 4分の1下絵》、加藤栄三《流離の灯》ほか 約40点
[主催] 山種美術館、日本経済新聞社
[協賛] SMBC日興証券
[山種美術館]>>http://www.yamatane-museum.jp/
[入館日時オンライン予約システム導入]
詳しくは、Webサイト(http://www.yamatane-museum.jp/onlineticket.html)をご覧ください。