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【分離派建築会】建築界に鮮烈なインパクトをもって現れた!『分離派建築会100年 建築は芸術か?』開催[京都国立近代美術館]

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日本で最初の建築運動とも呼ばれている「分離派建築会」。
1920(大正9)年、東京帝国大学を卒業する6名の若い建築家(石本喜久治、瀧澤眞弓、堀口捨己、森田慶一、矢田茂、山田守)によって結成され、後に3名(大内秀一郎、蔵田周忠、山口文象)が加わり、およそ8年間に渡り活動をします。

彼らは、明治時代からの装飾のついた権威的な建築ではなく、大正の自由な空気のなかで新しい発想にもとづいた民主的な建築を目指しました。
そして彼らはこう主張します、「建築は芸術である」と。

本展では、彼らの活動を、「彫刻」「田園」「都市」「家具」といったテーマで、彼らの作品を中心に、彼らが参照した建築以外の芸術作品を含めて紹介していきます。また、彼らが設計した建物が、当時の人達の目にはどのように映っていたかを紹介する資料も多く展示されます。

2020年で結成から100年。
分離派建築会が希求した建築の芸術とは何か。

この機会に、変革の時代を鮮やかに駆け抜けた彼らの軌跡、彼らの果たした役割を探求してみてください。



分離派建築会創立時の集合写真 1920(大正9)年2月1日 写真提供:NTTファシリティーズ


分離派建築会100年 建築は芸術か?

100 Years of BUNRIHA: Can Architecture Be Art?

2021年1月6日(水)~3月7日(日)

[会場] 京都国立近代美術館(岡崎公園内)

[開館時間] 9時30分―17時(金、土曜は20時まで) ※入館は閉館の30分前まで

[休館日] 月曜日、1月12日(火) ※1月11日(月・祝)は開館

[観覧料] 一般1,500(1,300)円、大学生1,100(900)円、高校生600(400)円

※( )内は、前売と20名以上の団体料金 ※中学生以下、心身に障がいがある方とその付添者1名は無料(要証明) ※前売券販売期間は11月21日(土)~1月5日(火)(会期中は当日券のみ販売) ※本展の観覧券でコレクション展もご覧いただけます  ※新型コロナウイルス感染予防のため、開館時間・休館日・入場方法は変更になる場合があります。ご来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください ※会期中一部展示替えがあります。

[主催] 京都国立近代美術館、朝日新聞社
[後援] 一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、一般社団法人DOCOMOMO Japan、建築史学会、一般社団法人京都府建築士会
[協賛] 株式会社 アール・アイ・エー、株式会社 石本建築事務所、株式会社山田綜合設計
[協力] 一般財団法人デジタル文化財創出機構
[学術協力]分離派100年研究会

【京都国立近代美術館 公式サイト】展覧会
「分離派建築会100年 建築は芸術か?」

https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2020/440.html


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