【NEWS】人々が知識と出会い、興味をひろげる文化体験を創出!「これからの文化体験」開催[BnF×DNP]
フランス国立図書館(BnF)は、同館の歴史的原点であるリシュリュー館を1721年の創設以来、初めて全館改修する「リシュリュー・ルネサンス・プロジェクト」実施し、2022年のリニューアルオープンを予定。
リニューアル後は、これまで研究者など一部の人に入場が制限されていた同館に新たなミュージアムを設置し、BnFの貴重なコレクションや資料などをデジタル技術も活用し広く公開します。
大日本印刷(DNP)は、BnFのこの取組に賛同し、アジアで唯一このプロジェクトに参画している技術メセナパートナー企業として、BnFのコレクションや空間のデジタル化及び展示システム開発を担当しています。
このたび、本プロジェクトの成果を広く公開する機会の一つとして、リニューアルオープンを控えたリシュリュー館に先駆けて、DNP五反田ビルにて展覧会を開催。新型コロナウイルスの影響によりBnF所蔵作品を展示していませんが、作品や人の移動が物理的に制限されたなかでも、デジタルデータを活用し人々が知識と出会い、興味をひろげる、新しい文化体験のモデルの構築に挑戦しています。
[フランス国立図書館(BnF)]
BnFは14 世紀に王立図書館として創設。歴代のフランス国王から受け継いだ約4000万点以上の文書コレクションを収集・所蔵・公開する世界屈指の図書館です。BnFの所蔵品には、写本、印刷物、版画、新聞・雑誌等の定期刊行物、写真、地図、貨幣、視聴覚資料、ビデオゲーム、インターネットサイトなど、あらゆる種類のドキュメント(書類・資料・記録等)が含まれます。BnFの電子図書館「ガリカ」では、遠隔地からもアクセス可能な800万点以上のデジタルドキュメントを公開しています。
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