【土偶】縄文の謎 何のために作られたのか?! 知れば知るほど面白い土偶の魅力に埴輪との違い
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録が決定しました。
同遺跡群は、今から約15,000年前から約2,400年前までの縄文時代に、採集・漁労・狩猟により定住した人々の生活と精神文化を今に伝える文化遺産です。
精緻で複雑な精神文化を示すひとつに存在する「土偶」。
ユーモラスな姿にミステリアスな土偶のファンも多く、日本各地で2万点も見つかっているものの、未だはっきりとした使い方も目的も分かっていない謎のフィギュアなのです。
そんな土偶は何のために作られたのか? いくつかの説を紹介しながら、知れば知るほど面白い土偶の魅力についてご紹介します。
また、同じ土製の造形物として混同されやすい埴輪と土偶の違いについて3つのポイントからお伝えします。
TOP PHOTO 出典:国立博物館所蔵品統合検索システム(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/J-38392?locale=ja)を加工して作成
[わつなぎオススメ記事]
【文化財】国宝と重要文化財の違い! 有形、無形に天然記念物と様々ある分類を簡単解説
次のページ 土偶とは