手話を落語風動画で手話を学ぼう!「ボランティアガイド お笑い手話劇場」公開
東京2020大会の関連用語などを手話動画で学ぶ特設ページ「ボランティアガイド お笑い手話劇場」公開開始!
日本財団ボランティアサポートセンター(以下ボラサポ)では、東京2020大会に関する情報をまとめたページを「ボランティアガイド」と名付け、第1弾として各地方自治体などが募集する独自ボランティア情報を集約した特設ページを2019年7月に開設しました。
今回はその第2弾として、東京2020大会の関連用語など基本的な手話表現を簡単に楽しく覚えられる本ページを開設いたしました。
自宅で過ごす時間が多くなっている今、ボランティア現場でも役立つ手話を学んでみてはいかがでしょうか。
[お笑い手話劇場]
https://www.volasapo.tokyo/guide/sign_language
お笑い手話劇場
①東京2020関連用語 ②地名・観光地・グルメ ③東京2020大会で行われる競技 ④ボランティア活動時によく使う手話 の4つのパートで、計約100語の手話を紹介していきます。
今回は落語編として、①②について落語風の動画計12本で紹介してきます。
毎週金曜日に3本ずつ公開し、公開スケジュールは5/1(金)、5/8(金)、5/15(金)、5/22(金)の4回の予定です(③④は落語風以外のテイストで後日公開予定)。
動画(それぞれ約1~5分)1本につき1つの用語を紹介し、ろう者で手話落語家の大喰亭満腹さんが、それぞれの用語の手話表現に加え、その由来や関連する用語の手話などを紹介していきます。
音声や字幕の通訳も入っているので、手話の読み取りの勉強にも活用できます。
出演者
手話落語家
大喰亭満腹(おおぐらいてい・まんぷく)(本名:飯田 勝巳)
埼玉県草加市在住。林家とんでん平師匠の手話落語に刺激を受け、1991年にろう者と聴者による手話落語研究会「笑草会」を結成。同会代表を務め、「ろう者にも笑いを!」をモットーに、障害者も健常者も同じ場所で同じ時間を共に楽しみ、笑いを通して、手話の啓蒙も含む福祉への理解が深まることを活動の目的にしている。
芸名は、食道楽であることに由来。NHK教育「みんなの手話」、「ろうを生きる 難聴を生きる」などテレビ、映画の出演多数。
声の出演
道楽亭遊坊(本名:水野 守久)
ボラサポの取り組み
障害者ボランティア参加促進
東京2020大会のコンセプトの一つに「多様性と調和」が挙げられている中、ボラサポでは障害者によるボランティア参加を促進する取り組みを進めています。
中でも、情報保証の面で困難を抱えがちな視覚障害者、聴覚障害者の方々に対し、希望する方がスムーズにボランティア参加できるための取り組みを進めており、こうした方々の中には東京2020大会の本番でもボランティアに参加予定の方もいます。
これまでの取り組み
・視覚障害者、聴覚障害者向けの東京2020大会ボランティア応募説明会を実施
・聴覚障害者向けに、手話による東京2020大会ボランティア応募促進動画を制作
・視覚障害者、聴覚障害者によるボランティア参加機会の提供