【木組み】木を活かす千年の木造建築技法! 木組み技法ギャラリー『木組屋』オープン[宮城県石巻]
金物を使用せず木材の組み合わせで建物を建立していく技法「木組み」。
この技法は、宮大工が寺社建立の際に使う建築技法のひとつで、1300年以上の歴史を持つ現存世界最古の木造建築物 “法隆寺” を長く保てている理由でもあると言われています。現在では、建築だけではなく家具や建具、木工小物にも技術が応用されており大工さんの基本技術です。
このたび、宮城県石巻に東日本大震災の直後から集落の復興の為にボランティアで尽力されてきた地元大工の小形圭一さんが、木組み技法を展示したギャラリー『木組屋』をオープンしました。
ギャラリーには、「この伝統技術を若い大工や技術者の人に少しでも伝えていきたい。それが使命なんだ。」という小形さんの思いで、建設業や大工仕事で培った豊富な技術と知識、そして何よりモノづくりへの情熱溢れた作品を数多く展示しています。
木を活かす木組みの技法からメリット、デメリット、ギャラリー『木組屋』情報をお届けします。
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