【吉田伶香】あなたに会えて本当によかった。映画『こわれること いきること』吉田家お正月のしきたり[インタビュー]
東日本大震災で家族を失い生き残った遥が、職場の介護施設での出会いを通して成長していく姿が描かれているヒューマンドラマ・映画『こわれること いきること』公開。
絶望の淵から希望を見出そうとひたむきに生きる遥を演じるのは、ドラマ・CMなどで活躍中の吉田伶香。
遥の恩師で認知症を患い夫婦で施設に入居する由美子役に藤田朋子、由美子を献身的に支える夫・亮役に宮川一朗太、介護施設長役に福島県出身の斉藤 暁、遥を困らせてばかりいる施設入居者・菊田次郎役に寺田農など邦画界を代表する俳優が脇を固めます。また風祭ゆき、丸純子、外波山文明など名バイプレイヤーの演技も光ります。
劇中音楽を担当するのは、福島県いわき出身でグループ魂メンバーであり、音楽プロデュースにも定評がある富澤タク。エンディングテーマ「小さなこえでも」を歌うのは、福島県いわき出身の歌手でラジオパーソナリティのToshie。
監督は、映画『AZA-ARI』『凶愛』『a20153 の青春』など、弱者の側に立ったストーリー構築をしている映画を多数送り出している北沢幸雄。
高齢化社会に焦点をあてながら、複雑に揺れ動く感情を描く。
生き方や人生の終焉での願いに心を寄せ、“人間の尊厳”に迫る命の物語をお届けします。
このたび、主演の吉田伶香さんにご自身の話から、演じる遥についてお聞きしました。吉田家のお正月のしきたりもお届けします。
映画『こわれること いきること』
吉田伶香 藤田朋子 宮川一朗太 斉藤 暁 寺田 農
風祭ゆき 丸純子 兼次要那 福原稚菜 大野佑紀奈 神倉千晶 木村八重子 五頭岳夫 外波山文明
監督・脚本・編集:北沢幸雄
作曲・編曲:富澤タク エンディングテーマ「小さなこえでも」(Toshie)
製作:三英堂商事/アイ・エム・ティ
配給:アイ・エム・ティ 配給協力:FLICKK
2022 年/126分/ステレオ
©三英堂商事/アイ・エム・ティ
全国順次公開中
[公式 HP] https://koikoto-movie.com
[公式 Twitter] @koikoto01
ストーリー
東京の介護専門学校に通う遥は、地元にいる従姉妹の結婚式に出席しなかった。
式当日の 2011年3月11日、東日本大震災が発生。
海岸通りに面した式場に向かっていた遥の家族4人は、車で被災し亡くなってしまった。
一人だけ生き残った彼女は、深い贖罪の意識と喪失感に苛まれ、そして時間だけがすぎていった。
誰にも連絡をせず、人間関係を遮断しながら専門学校で学び、卒業後、地元の介護施設で働き始める。
わがままな老人たちの世話をしながら忙しくしているものの、遥の心の中は変わらずに虚しさで溢れている。
そんなある日、高校の恩師で吹奏楽部顧問だった小田由美子が、夫に付き添われて介護施設に入居してくるのだが・・・。
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