【東京都指定有形文化財「百段階段」】文化財を彩るあかりアートに涼をもたらす妖怪の世界「和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~」開催[ホテル雅叙園東京]
この記事の目次
みどころ1
文化財建築の構造を活かした没入型の展示を五感で愉しむ
展示会場である東京都指定有形文化財「百段階段」は、7つの会場を99段の長い階段廊下が繋いでいます。エリアごとにテーマを設け、階段を上るごとに変化するあかり装飾やオリジナル楽曲のほか、時には風を感じたり、心安らぐ清々しいアロマが香るなど、五感を刺激する演出が作品の世界へと引き込みます。
みどころ2
夏の涼を誘う百鬼夜行
これから起こるあやかしの時を物語るような音色から始まる会場の先には、美しさの中に異界のものが潜む演出も。古の時代に言い伝えられた鬼や妖怪が深夜に徘徊する「百鬼夜行」は、その姿を見た者には災いがふりかかるとされていました。歩みを進めると現世から異界へと入り込んでいくストーリー。さまざまな姿かたちの鬼や妖怪たちに遭遇しながら階段を上り終え、現世に無事に戻ることができるのか…。
みどころ3
熟練の技術と多彩な表現が集結したあかりアート
本展は、さまざまなジャンルや技術のアーティスト作品が集うのも魅力のひとつです。伝統的な技法を新たな発想で表現した「籠染灯籠」や「名古屋ちょうちん」、祭りの風景が蘇る「柳井金魚ちょうちん」、「平塚七夕飾り」のほか、日本各地のガラス作品やいけばなをはじめ、陶芸、歌舞伎、木工、鋳物など、多彩な作品が文化財建築を彩ります。
オリジナルサウンド
夕暮れ、夜の入口、異界へと続く道。
極彩色のアートイルミネーションとともに、ヨダタケシ氏によりつくられたオリジナル音楽が各エリアを効果的に演出いたします。「百鬼夜行」のストーリーをお愉しみください。
ヨダタケシ(音楽)
手を触れずに演奏する不思議な電子楽器、テルミンを操る音楽家であるヨダタケシ氏は、女神の歌声とも評される独特な音色を操り、ファンタジックな世界を創り出しています。楽器演奏のほか、サウンドクリエイターとして国内外で映像作品等の音楽を手掛けています。本展では2019年、2021年、2022年に続き部屋毎の展示テーマに沿ったオリジナル楽曲を担当。ゲストヴォーカリストに片山千穂氏を迎え、音楽で[極彩色の百鬼夜行]を表現します。
エントランスホール
夏夕暮れ〜夜の入り口
柳井金魚ちょうちん祭り(山口県柳井市)
篠原風鈴本舗(江戸風鈴)
柏木美術鋳物研究所(小田原風鈴)
異界へと続く道
伏谷商店(名古屋ちょうちん)
十畝の間
[じっぽのま]
荒木十畝によって23面の襖仕立ての鏡板に四季の花鳥画が描かれ、黒漆の螺鈿細工が随所に見られる重厚な造りの部屋。
異界へと続く道
粕谷尚弘(一葉式いけ花 家元)
中野形染工場×ハナブサデザイン(越谷 籠染灯籠)
漁樵の間
[ぎょしょうのま]
室内はすべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、彩色木彫と日本画に囲まれた絢爛豪華な部屋。
鬼の住処
本間ますみ(ペットボトルアーティスト)
草丘の間
[そうきゅうのま]
格天井、欄間に礒部草丘の四季草花絵、瑞雲に煙る松原の風景が書かれ、障子建具が手の込んだ面越組子の部屋。
異界の四季(歌舞伎に観る四季)
松竹衣裳・歌舞伎座舞台(歌舞伎に見る四季)
櫻井駿(七夕飾り作家)
よねやまりゅう(造形作家・人形師)
静水の間
[せいすいのま]
天井や欄間が橋本静水に描かれ、格天井の秋田杉には池上秀畝の鳳凰・舞鶴、欄間四方には小山大月の金箔押地秋草が描かれた部屋。
白き狐の世界
松竹衣裳・歌舞伎座舞台(白き狐・義経千本桜)
高山しげこ(漉き紙の灯り)
髙橋協子(陶芸)
米川慶子(フラワーデザイナー)
星光の間
[せいこうのま]
奥の間の床柱は北山杉天然絞丸太で、次の間の床柱は槇出節、両室とも格天井・欄間いっぱいに板倉星光の四季草花が描かれた部屋。
水が紡ぐ詩
第一印刷所(紙にしきごい・かみはなび-越後長岡-)
北洋硝子(津軽びいどろ)
廣田硝子(ガラス)
月夜野工房(ガラス)
ミツワ硝子工芸(江戸切子)
しまんちゅ工房(琉球ガラス)
清方の間
[きよかたのま]
美人画の大家、鏑木清方が愛着をもって造った落ち着いた静かな茶室風の部屋。
対岸の現世
弦間康仁(照明作家)
榮(かんざし作家)
倉敷光作所(希莉光あかり)
真右ェ門窯(陶芸)
山川英夫(組子細工)
和傘工房「朱夏」(和傘あんどん)
頂上の間
[ちょうじょうのま]
天井画は松岡映丘門下の作品です。前室、本間ともに格天井で、本間の床柱は黒柿の銘木を使用した部屋。
神々の園
大島エレク総業(ライティングデコレーション)
栃木ダボ製作所(神々のお面)
ハナブサデザイン(越谷だるま×だるまアート)
オンライン限定入場券
[数量限定]
江戸風鈴・篠原風鈴本舗製「百目」付 2,800円
※好評につき完売いたしました。
[数量限定]
小田原・柏木美術鋳物研究所製「まよけ猫鈴」付 1,980円
[数量限定]
妖怪づくし・人面草紙 手ぬぐい付 1,850円
[定員・事前予約制]
人数限定スペシャルチケット 3,000円
【時間】18:00~19:00 【定員】20名/日
※8月19日(土)、9月24日(日)は除外日
※料金は全て税込みとなります。
和のあかりルーム
幻想的なあかりをプライベート空間でもお愉しみいただける期間限定のコンセプトルームでは、漉き紙の柔らかなあかりや、籠染灯籠が映し出す幻想的な影が、客室を彩ります。企画展や客室で過ごした愉しい気分をお持ち帰りいただけるミュージアムグッズの特典も。
※1日1室限定
【期間】
2023年7月1日(土)~9月23日(土)
【料金】
1室2名様 103,500円~(税サ込・宿泊税別)
【内容】
・和のあかりによるルームデコレーション
・ミュージアムグッズ(ほおずきのあかり/ 企画展オリジナルアロマ 各1個 / 室)
・「和のあかり×百段階段2023」入場券
・エグゼクティブラウンジ「桜花」アクセス
・ご朝食
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/stay/plan
【ご予約・お問合せ】03-5434-5260(宿泊予約10:00~19:00)
浴衣プラン
約250種類からお選びいただける浴衣とレストランでのお食事がセットになった「浴衣プラン」では、本企画展に半額でご入場いただけるご優待のほか、狐面と企画展入場券がセットになったオプションも。浴衣での鑑賞でより涼やかなひとときをお過ごしいただけます。
【期間】
2023年6月12日(月)~9月30日(土)
※企画展の開催期間は7月1日(土)~9月24日(日)
【料金】
大人15,000円~ / 子ども12,000円(いずれも税サ込)
【オプション】
狐面&企画展入場券 1,600円(税込)
【内容】
お食事(ランチ・アフタヌーンティー・ディナーよりお選びいただけます)/ 浴衣一式 / 着付 ※浴衣はお持ち帰りいただけます
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/archives/52142
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570(レストラン総合案内10:00~19:00)
和のあかり×ビアテラス
東京都指定有形文化財「百段階段」で開催の企画展「和のあかり×百段階段 2023 ~極彩色の百鬼夜行~」とのコラボレーションビアテラスをオープンします。心地よい風が吹き抜けるテラス席や、夏祭りを思わせる、愛嬌あふれる和のあかり“金魚ちょうちん”や妖美な“狐面”に彩られた空間で、冷たいお飲物をシェフおすすめのお料理とともにお愉しみいただけます。
【期間】
2023年7月1日(土)~8月31日(木)
(月)~(土) 17:30~21:30(L.O.)
※一部日程(7月16日(日)、8月13日(日)は営業)を除き、日曜日は除外となります。
※お席は22:00までご利用いただけます。
【料金】
お飲物(フリーフロー90分間/L.O.15分前)3,850円
※30分間延長 1,100円/1名様
お料理 550円~
※料金は税込みとなります。別途、サービス料13%を頂戴いたします。
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/archives/74507
【ご予約・お問合せ】Cafe&Bar「結庵」050-3188-7570(レストラン総合案内10:00~19:00)
Instagramキャンペーン
開催期間中、Instagramでホテル雅叙園東京公式アカウントをフォローして本企画展の展示風景を「#和のあかり2023」「#wanoakari2023」をつけて投稿すると、抽選でご宿泊券やお食事券などが当たるキャンペーンを実施いたします。
【期間】
2023年7月1日(土)~9月24日(日)
【応募方法】
① ホテル雅叙園東京公式Instagramアカウント「@hotelgajoentokyo」をフォロー
②「和のあかり×百段階段2023」の展示風景を撮影
③「#和のあかり2023」または「#wanoakari2023」のハッシュタグを付けて投稿
※キャンペーン終了後、当選者にはInstagramのダイレクトメッセージにてご連絡いたします
【当選賞品】
・「ホテル雅叙園東京」ご宿泊券(1室2名様 / 1泊ご朝食付)2組
・レストラン ペアランチ券 4組
・PATISSERIE「栞杏1928」ショコラ 5名
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/wanoakari2023/instagram