【NEWS】眞島秀和、倉科カナら出演! 舞台「My Boy Jack」開幕。家族の感情や苦悩がリアルに浮かび上がる
演出・上村聡史、出演・眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子ほかによる舞台「My Boy Jack」(マイ・ボーイ・ジャック)が、10 月7日(土)に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA で開幕。
「My Boy Jack」は、「ジャングル・ブック」などで知られるノーベル文学賞受賞作家、ラドヤード・キプリングが、第一次世界大戦中に書いた詩。
第一次世界大戦下で、健康な体があるなら戦地に行くべしと声高に理想を語り、酷い近視ゆえに軍の規則で入隊出来ない息子・ジョン(ジャック)を、人脈をつかって軍にねじ込む父・ラドヤード。イギリス国内で作家としても名を知られ、戦時中であるからこその愛国心や価値観を持つ“堅物”の父親ながら、息子への愛情を持つラドヤードに対し、不安を押し殺しながら無償の愛を注ぐ母・キャリーと弟を大切に思う姉・エルシーの葛藤、それらを感じながらもハンデがあるにも関わらず、必死に努力し将校になった息子・ジョンが抱くさまざまな思いなど、時代や環境によって変わる価値観のなかで、変わることのない家族の関係や愛情を描いています。
そして、西部戦線へと出征したジョンが行方不明になったことを知った3人が抱くやり場のない憤りや嘆きを通じて、戦争について、家族について改めて考えるきっかけになるような作品です。
上村聡史の演出と、眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子といった実力派俳優によって、激動の時間を生きる普遍的な家族の情景や感情がリアルに浮かび上がります。
時代の波にのまれ息子を戦地に送り出すしかなかった、父の気持ち、息子の気持ち、姉の気持ち、そして母の気持ちを切々と伝える本作を、ぜひ劇場でご覧ください。 眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子のコメントをお届けします。
【公式サイト】 https://mbj.srptokyo.com/
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