【日本画】季節を感じさせる花の名画！ 開館55周年記念 特別展「百花繚乱−華麗なる花の世界−」開催［山種美術館］

Pocket

Tweet

日本初の日本画専門の美術館として1966(昭和41)年に開館し、55周年を迎える山種美術館。

これを記念して、花を描いた華やかな絵画で美術館を満開にする特別展「百花繚乱」を2021年4月10日(土)より6月27日(日)まで開催します。

古くから、日本では四季折々を彩る花を愛で、詩歌に詠い、絵画や工芸のモティーフとして表してきました。とりわけ絵画では、中世以来、中国から伝来した花鳥画や草花図などに基づきながら、ひとつの種類の花を主役にした作品から、四季花鳥図のように、本来は開花時期の異なる花々を一画面に取りそろえた作品まで、多彩な花の表現が展開しています。

明治以降になると、それまでの美意識を引き継ぎつつ、近代的な感覚や季節感、西洋絵画の手法などを取り入れながら、新たな花の表現が模索され、個性豊かな作品が生み出されました。

本展では、近代・現代の日本画を中心に、横山大観(よこやまたいかん)の桜、山口蓬春(やまぐちほうしゅん)の紫陽花、小林古径(こばやしこけい)の蓮、速水御舟(はやみぎょしゅう)の椿など、四季を感じさせる花の名画を一堂に展示し、名だたる画家たちの花に寄せるまなざし、創意工夫に満ちた表現をお届けします。

ぜひ、この機会に百花繚乱の花々に心癒され、日本の画家たちが描き継いできた花の絵画の魅力をご堪能ください。

また、日本画家・奥村土牛の最後の弟子である西田俊英氏に日本画家ならではの視点から、花の絵画の魅力や、花を描くことについて解説いただく、オンライン講演会「百花繚乱展にちなんで ～制作の現場から～」もご紹介します。お得な期間限定セット割引あり！

開館55周年記念
特別展「百花繚乱−華麗なる花の世界−」

2021年4月10日(土)〜6月27日(日)

［開館時間］
平日・10：00〜16：00 (入館は15：30まで)　／　土日祝日・10：00〜17：00 (入館は16：30まで)
※今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合がございます。

［休館日］
月曜日(5/3(月)、4(火)、5(水)、6(木)は開館)

［入館料］
一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
障がい者手帳､被爆者健康手帳をご提示の方､およびその介助者(1名)一般 1100 円 、左記のいずれかのうち大学生・高校生900円

［きもの特典］
きものでご来館のお客様は、一般200円引き、大学生・高校生100円引き

［主な出品作品］
田能村直入《百花》、横山大観《春朝》、荒木十畝《四季花鳥》、菱田春草《白牡丹》、小林古径《蓮》《白華小禽》、前田青邨《菊》、川端龍子《八ツ橋》《牡丹》、土田麦僊《芥子図》、奥村土牛《初夏の花》、小茂田青樹《水仙》、福田平八郎《牡丹》、山口蓬春《梅雨晴》、速水御舟《椿ノ花》ほか 約60点

［主催］　山種美術館、朝日新聞社

［山種美術館］＞＞http://www.yamatane-museum.jp/

［入館日時オンライン予約システム導入］
詳しくは、Webサイト（http://www.yamatane-museum.jp/onlineticket.html）をご覧ください。

オンライン講演会
「百花繚乱展にちなんで〜制作の現場から〜」

※本講演は、Zoomウェビナーを使用したオンラインイベントです。

2021年4月24日(土)14:00～15:00

※講演会終了後、4月25日(日)10:00〜26日（月）10:00までの24時間限定で、録画した動画のアーカイブ配信を実施いたします。アーカイブ配信の視聴をご希望の場合も、4月24日(土)14:00までに参加のお申込みをお願いいたします。

［講師］
西田俊英氏（日本画家、武蔵野美術大学教授、日本芸術院会員、日本美術院同人・理事）

［定員］なし
［参加費］1,500円
［ご購入期限］4月24日(土)14：00まで　※決済方法により、購入期限が前倒しとなる可能性があります。
［主催］山種美術館

［お得な期間限定セット割引(講演会参加費+百花繚乱展入場券)］
期限までに「期間限定セット割引」をご購入いただくと、参加費＋百花繚乱展入場券が200円割引となります。

［ご購入期限］4月4日(日)17：00まで
［セット料金］
一般2,600円、大学生・高校生2,300円
障がい者手帳､被爆者健康手帳をご提示の方､およびその介助者一般2,400円、大学生・高校生2,200円

［イベント詳細・申込］
山種美術館Peatixイベントページ（https://flower20210424.peatix.com）をご覧ください。