【日本画】開館55周年記念 特別展「速水御舟と吉田善彦―師弟による超絶技巧の競演―」開催[山種美術館]
この記事の目次
本展の見どころ
速水御舟の《和蘭陀菊図》に新発見!?
近年の調査で、御舟が部分的に西洋の顔料(淡口コバルト紫など)を用いていた事実が判明した《和蘭陀菊図》を、修復後初公開いたします。
吉田善彦の作品7点を22年ぶりに公開!
吉田善彦の出品作品は、22年ぶりに公開となる7点を含みます。《大仏殿春雪》など他所蔵先からも拝借し展示する貴重な機会に、淡く繊細な色調で表現された逸品の数々をご覧ください。
技法の秘密を解き明かすサンプルを一緒に展示!
速水御舟や吉田善彦が、自らの世界を表現するために用いた様々な超絶技巧。その技のサンプルを本画とともに展示する事で、二人の技法の秘密を明らかにします!
出品作品(予定)
速水御舟 《桃花》
速水御舟 《桃花》 1923(大正12)年 紙本金地・彩色 山種美術館
速水御舟 《炎舞》
速水御舟 《炎舞》【重要文化財】1925(大正14)年 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟 《翠苔緑芝》
速水御舟 《翠苔緑芝》 1928(昭和3)年 紙本金地・彩色 山種美術館
速水御舟 《名樹散椿》
速水御舟 《名樹散椿》【重要文化財】1929(昭和4)年 紙本金地・彩色 山種美術館
速水御舟 《和蘭陀菊図》
速水御舟 《和蘭陀菊図》 1931(昭和6)年 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟 《牡丹花(墨牡丹)》
速水御舟 《牡丹花(墨牡丹)》 1934(昭和9)年 紙本・墨画彩色 山種美術館
吉田善彦 《大仏殿春雪》
吉田善彦 《大仏殿春雪》 1969(昭和44)年 紙本・彩色 © Noriko Yoshida 2021 /JAA2100171
吉田善彦 《春雪妙義》
吉田善彦 《春雪妙義》 1978(昭和53)年 紙本・彩色 山種美術館 © Noriko Yoshida 2021 /JAA2100171
開館55周年記念
特別展「速水御舟と吉田善彦 ―師弟による超絶技巧の競演―」
2021年9月9日(木)~11月7日(日)
[開館時間]
平日・10:00〜16:00 (入館は15:30まで) / 土日祝日・10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
※今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合がございます。
[休館日]
月曜日 [但し、9/20(月・祝)は開館、9/21(火)は休館]
[入館料]
一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1100円、左記いずれかのうち大学生・高校生 900 円
[きもの特典]
きものでご来館のお客様は、一般200円引き、大学生・高校生100円引きとなります。(複数の割引、特典の併用はできません)
[主な出品作品]
速水御舟《錦木》、《山科秋》、《桃花》、《柿》、《春昼》、《炎舞》【重要文化財】、《翠苔緑芝》、《名樹散椿》【重要文化財】、 《紅梅・白梅》、《豆花》、《和蘭陀菊図》、《牡丹花(墨牡丹)》
吉田善彦 《寒林》☆、《青木原》☆、《塔》、《桂垣》、《雪原》☆、《大仏殿春雪》☆、《東大寺講堂趾》☆、《尾瀬三趣》、 《五月の沼辺》、《浅間初冬》、《春雪妙義》、《春暁阿蘇》☆、《藤咲く春日野》 ほか 約60点
※☆印以外は山種美術館蔵。 ※出品内容には変更が入る場合があります。
[主催]山種美術館、日本経済新聞社
[協 賛]SMBC日興証券
[山種美術館]https://www.yamatane-museum.jp/
[入館日時オンライン予約システム導入]
詳しくは、Webサイト(http://www.yamatane-museum.jp/onlineticket.html)をご覧ください。