【彦根城】リサイクルの城、解体の危機! 現存国宝天守5城のひとつ。別名「金亀城」マスコットは有名な「ひこにゃん」
徳川四天王の一人、「井伊の赤鬼」と恐れられた井伊直政が基礎を築いた彦根藩。その居城である「彦根城」は別名「金亀城(こんきじょう)」と呼ばれています。
実際に戦乱の舞台となることはありませんでしたが、その周りは2重、3重の水堀がめぐらされており、鉄壁の防御を誇っています。
江戸時代のあいだ井伊家によって守られてきた彦根城ですが、明治維新後の廃城令により解体の危機にさらされたことも。
1606(慶長11)年に建てられた彦根城の天守は、多くの苦難を乗り越え、姫路城(兵庫県)、松本城(長野県)、犬山城(愛知県)、松江城(島根県)とともに国宝に指定されています。
そして、彦根城のマスコットといえば「ひこにゃん」。ゆるキャラブームの火付け役ともいわれるマスコットの「ひこにゃん」は有名ですね。
中山道と北国街道が合流し、京都にも近い戦略的に重要な地に築城された彦根城。国宝天守や城の特徴、「ひこにゃん」や歴代藩主を解説しながら彦根城の歴史をご紹介します。
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