【日本画】44年ぶりに公開!鏑木清方(かぶらききよかた)幻の名作『築地明石町』[東京国立近代美術館]
「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」が、東京国立近代美術館(東京・竹橋)にて開催中!
東京神田に生まれ、挿絵画家として画業をスタートさせた鏑木清方(かぶらききよかた)は、美人画で上村松園(1875-1949)と並び称された日本画家です。
1927年に発表された「築地明石町」は、帝国美術院賞を受賞し、清方を名実ともに日本を代表する画家のひとりに押し上げました。
本展では、名作「築地明石町(つきじあかしちょう)」「新富町(しんとみちょう)」「浜町河岸(はまちょうがし)」の三部作に、「三遊亭円朝像」(1930年、重要文化財)や「明治風俗十二ヶ月」(1935年)など、同館が所蔵する清方の名作を公開しています。名作「築地明石町」は、44年ぶりの公開となります。
ぜひ、この機会にご覧ください。
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[左]鏑木清方《築地明石町》1927(昭和2)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ⓒNemoto Akio
[中]鏑木清方《新富町》1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ⓒNemoto Akio
[右]鏑木清方《浜町河岸》1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ⓒNemoto Akio
鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開
2019年11月1日(金)〜12月15日(日)
[会場] 東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー10室(東京都千代田区北の丸公園3-1)
[開館時間] 10:00〜17:00 ※金曜・土曜は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
[休館日] 月曜日
[観覧料] 一般800(600)円 大学生400(300)円
*( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込
*高校生以下および18歳未満、障害者手帳等をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
*本展の観覧料で入館当日に限り同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」もご覧いただけます。
*同時開催の「窓展(仮称)」(11月1日〜2020年2月2日)は別途観覧料が必要です。
[主催] 東京国立近代美術館、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
[ホームページ] https://www.momat.go.jp/
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