【綴プロジェクト】文化財保護に、幅広い鑑賞が実現! 第13期「高精細複製品」5作品寄贈。トーハク展示会開催[キヤノン]
綴(つづり)プロジェクト(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)の第13期作品として、国宝「松林図屏風」(東京国立博物館所蔵)など5作品の高精細複製品が国立文化財機構へ寄贈されました。
寄贈作品は、2020年10月27日より12月6日まで東京国立博物館で開催されている、体験型展示会・親と子のギャラリー「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館リターンズ」および東京国立博物館の九条館にて展示されています。
オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として行う本プロジェクトは、京都文化協会とキヤノンが共同で取り組んでいる社会貢献活動になります。
キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作し、2007年のプロジェクトスタート以来、56点の高精細複製品を寄贈しました。
展示会の開幕に先駆けて開催された寄贈式の様子をお届けすると共に、今期、寄贈された5作品をご紹介します。
[わつなぎ「なりきり日本美術館リターンズ」紹介記事]
【文化財】作品の世界におじゃまする! 「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館リターンズ」開催[東京国立博物館]
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