ユネスコ無形文化遺産 特別展「体感!日本の伝統芸能 ―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」開催[東京国立博物館]
この記事の目次
4つの見どころ
-伝統芸能の魅力を一挙に体感!-
[1]臨場感溢れる舞台を体感!
展示室内に、原寸大に近い大きさで歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊の舞台を再現。
実際に舞台に上がり、実演家の視線で伝統芸能ならではの舞台空間を体感できます。
[2]意匠(デザイン)に込められた自然観を体感!
実際に舞台で使用される衣裳、楽器、小道具などを多数展示します。
間近でご覧いただくことにより、劇場の客席からだけでは分からない意匠の細部に込められた日本人の美意識、特に四季や花鳥風月といった自然との関わりを感じることができます。
[3]貴重な映像資料で至高の技を体感!
九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎の至芸を記録した日本最古の映画『紅葉狩』(フィルムが重要文化財に指定)や、国立劇場で上演された宮内庁式部職楽部出演の雅楽公演の映像など、各展示室にて貴重な映像資料を上映します。
[4]芸能を支える技(わざ)を体感!
舞台を支える技術者の解説動画を配信。
芸能を支える「わざ」を身近に感じていただくことで、より深く伝統芸能の世界を知ることができます。
「体感!日本の伝統芸能」展示イメージ
歌舞伎
歌舞伎『金門五山桐』南禅寺山門の場 石川五右衛門(中村芝翫〔当時橋之助〕)※写真は展示のイメージ
錦絵『楼門五山桐』南禅寺山門の場 初代歌川豊国 国立劇場蔵
文楽
文楽『義経千本桜』道行初音旅 静御前※写真は展示のイメージ
文楽のかしら 文七 国立劇場蔵
能楽
能『岩船』天探女※写真は展示のイメージ
能装束 紅白段雲龍模様厚板 国立能楽堂蔵
雅楽
雅楽『還城楽』※写真は展示のイメージ
鼉太鼓 国立劇場蔵
組踊
組踊『銘苅子』天女※写真は展示のイメージ
紅型衣裳 水色地牡丹鳳凰菖蒲文様 国立劇場おきなわ蔵
体感!日本の伝統芸能
―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界
2022年1月7日(金)~3月13日(日)
[会場] 東京国立博物館 表慶館
[開館時間] 9時30分~17時00分
[休館日] 月曜日、1月11日(火)(ただし、1月10日(月・祝)は開館)
[観覧料金 ] 一般 1,500円、大学生 1,000円、高校生 600円、事前予約(日時指定券)推奨。詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
[主催] 文化庁、日本芸術文化振興会、東京国立博物館、読売新聞社
[特別協賛] キヤノン、JR東日本、日本たばこ産業、 三井不動産、三菱地所、明治ホールディングス
[協賛] 清水建設、髙島屋、竹中工務店、三井住友銀行、 三菱商事
[特別協力] 宮内庁式部職楽部
[協力] 日本俳優協会、文楽協会、人形浄瑠璃文楽座、能楽協会、国立劇場おきなわ運営財団、沖縄美ら島財団、国立映画アーカイブ
[展覧会公式サイト]
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/dentou2022/