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【講談】 “新春連続読み『畔倉重四郎』完全通し公演2020” 開催! 講談師 神田松之丞 × あうるすぽっと

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日本の伝統話芸 “講談” の魅力を劇場空間で


講談師 神田松之丞 新春連続読み『慶安太平記』完全通し公演2019(会場:あうるすぽっと) より 撮影:橘 蓮二

「神田松之丞」×「連続物」×「あうるすぽっと」

豊島区出身の神田松之丞が豊島区立舞台芸術交流センター「あうるすぽっと」に初お目見えしたのは、2018年、日本の伝統語り芸を代表する旬の実力派が集まった“みんなのシリーズ”『みんなの演芸』への出演でした。
2019年1月、あうるすぽっとは、松之丞が自身の活動のなかで最も重きを置いている“連続物”の上演に最適な劇場空間であるとして意気投合。再びタッグを組み、あうるすぽっと史上前例のない『慶安太平記』全19席の“完全通し公演”に挑みました。

松之丞の「連続物の楽しさを伝えたい」という強い希望から、前売りチケットは5日間の通し券のみとしましたが、即日完売。緊密した贅沢な空間で若き講談師の一言一句を堪能しようと、連日、多くのお客様が足を運び大盛況となりました。

松之丞と彼が敬愛する師匠の神田松鯉が“講談の醍醐味”として強くこだわり続けている“連続物”は、時代の変化にともない上演する機会が少なくなっています。あうるすぽっとは、演劇専用劇場ならではの特性を活かして客席との一体感や高揚感、加えて5日間をともに完走する充実感を最良のかたちで演出し、松之丞のパフォーマンスをよりいっそう輝かせます。


“松之丞として最後の連続物”通し公演


講談師 神田松之丞 新春連続読み『慶安太平記』完全通し公演2019(会場:あうるすぽっと) より 撮影:橘 蓮二

2020年2月11日、真打昇進と大名跡・六代目神田伯山襲名

“講談界の風雲児” “百年に一度の天才” “いま最もチケットの取りにくい講談師” など数多くの異名を持ち、独演会のチケットは満席続き、ラジオ、テレビ、映画の吹き替えやナレーションなどメディアに登場する機会も増え、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの神田松之丞は、2020年2月11日、真打に昇進すると同時に、神田派の大名跡・六代目 神田伯山(はくざん)を襲名します。

近年、松之丞は、毎年1月を講談の本流と信じる“連続物”を読む会に充てており、あうるすぽっとでは、2019年1月の通し公演『慶安太平記』に続く2作目となります。

講談師として、最も伝えたいと願う芸の真髄が詰まった5日間です。


講談でしか味わえないその魅力


講談師 神田松之丞 新春連続読み『慶安太平記』完全通し公演2019(会場:あうるすぽっと) より 撮影:橘 蓮二

松之丞が立ち上げる稀代の大悪党・畔倉重四郎の物語

『畔倉重四郎』は、松之丞が2017年1月に初めて連続読みに挑戦し、2019年5月には、姉弟子の神田阿久鯉と二人で読んだ作品です。博打で身を持ち崩し、恩人を惨殺したことを皮切りに「気に入らないヤツ、邪魔なヤツ」を次々と手にかけ、大岡越前守に「こいつらだけは許せない」と言わしめた大悪党三人のうちの一人の物語です。

途切れることのない緩急自在な語り口と巧みな張り扇のリズムで物語を引っ張り、演劇的とも言える演技性の高い会話表現によって登場人物に息を吹き込みます。

客席は、情熱的でドラマチックな迫真の語りに息をのみ、ぐんぐんと引きつけられていくのです。また、マクラ(本題に入る前の語り)がエンターテインメント性も高くわかりやすいため、初心者を置き去りにすることがありません。

自らを講談界の“呼び屋”と位置付ける松之丞は、「講談は絶滅に瀕している。“絶滅危惧職”である」と笑いをまじえて訴えながら、この日本の伝統話芸を後世に残すため、八面六臂の活躍で講談の魅力を伝えています。


 わつなぎオススメ記事 >>【講談】悪者にも心惹かれる?!息を飲む芸!講談の演目を解説[11演目]

神田 松之丞プロフィール

[かんだ・まつのじょう]


講談師 神田松之丞 新春連続読み『慶安太平記』完全通し公演2019(会場:あうるすぽっと) より 撮影:橘 蓮二

東京都豊島区生まれ。

2007年、三代目神田松鯉に入門。

2012年、二ツ目昇進。持ちネタの数は140を超え、若くして『寛永宮本武蔵伝』『慶安太平記』『天保水滸伝』『畔倉重四郎』などの“連続物”や、“端物(一席物)”と言われる数々の読み物を異例の早さで継承した講談師。著書「絶滅危惧職、講談師を生きる!」(新潮社/聞き手・杉江松恋)「神田松之丞 講談入門」(河出書房新社)を発売し、メディアに多数出演するなど講談普及の先頭に立つ活躍をしている。

2017年「平成28年度 花形演芸大賞」銀賞、2018年「第35回 浅草芸能大賞」新人賞、2019年「平成30年度 花形演芸大賞」金賞など多数受賞。

2020年2月11日、真打昇進と同時に神田派の大名跡・六代目 神田伯山を襲名予定。日本講談協会、落語芸術協会所属。


番組

【初日】

「悪事の馴れ初め」(1話目)「穀屋平兵衛殺害の事」(2話目) 「城富歎訴」(3話目) 「越前の首」(4話目)

A:1月5日 / B:1月11日

【二日目】

「金兵衛殺し」(5話目)「栗橋の焼き場殺し」(6話目)「大黒屋婿入り」(7話目)「三五郎の再会」(8話目)

A:1月6日/ B:1月12日

【三日目】

「三五郎殺し」(9話目)「おふみの告白」(10話目)「城富奉行所乗り込み」(11話目) 「重四郎召し捕り」(12話目)

A:1月7日/ B:1月13日

【四日目】

「おふみ重四郎白洲の対決」(13話目)「白石の働き」(14話目)「奇妙院登場」(15話目)

A:1月8日/ B:1月14日

【楽日】

「奇妙院の悪事(上)」(16話目)「奇妙院の悪事(下)」(17話目) 「牢屋敷炎上」(18話目)「重四郎服罪」(19話目)

A:1月9日/ B:1月15日


講談師 神田松之丞
新春 連続読み『畔倉重四郎』 完全通し公演2020


2020年1月4日(土)〜 1月15日(水)  19:00開演

前夜祭 1月4日(土)

『畔倉重四郎』完全通し公演
A日程:1月5日(日)〜 9日(木)
B日程:1月11日(土)〜 15日(水)

※A日程・B日程は同一内容。前夜祭は『畔倉重四郎』とは異なる演目。1月10日(金)は休演日。託児有。未就学児入場不可。ホワイエ開場は開演60分前、客席開場は開演30分前。

[出演]神田松之丞
[照明]影山雄一
[音響]青木タクヘイ/谷井貞仁
[舞台監督]佐々木智史
[宣伝写真]橘蓮二

[料金(全席指定)]

【前夜祭】1月4日(土)
一般 3,500円/U24(24歳以下) 1,750円 ※1/障害者割引 3,000円 ※2

【5日間通し券】A日程・B日程とも
一般 16,500円/U24(24歳以下) 8,250円 ※1/障害者割引 2,500円 ※2

※1 当日、要年齢確認証提示。
※2 障害者割引はとしまチケットセンター(電話、WEB)のみ取扱/介助者1名まで同額/要障害者手帳提示
※未就学児の入場はご遠慮ください。 ※営利目的の転売禁止

[チケット発売日]

一般:2019年12月7日(土)
※枚数制限:1申込につき、前夜祭または5日間通し券(A日程・B日程)のいずれか2枚まで(通し券は2組まで)


公演に関する情報

あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) https://www.owlspot.jp


 わつなぎオススメ記事 >>【講談】講談とは?はじまりの歴史から話芸に道具について魅力を徹底解説!

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