【藤野涼子】映画「輪違屋糸里」糸里を演じる!撮影話から日本の文化への思い[インタビュー]
今作が時代劇映画初挑戦となる藤野涼子さん。
映画「輪違屋糸里 京女たちの幕末」では、時代の流れに翻弄されながらも自分の生き方を貫く、芯の強い女性を演じています。
松井玲奈さんや溝端淳平さんなど共演者とのエピソードや女優になったきっかけ、また映画を通じて感じた日本の文化についてお話を伺ってきました。
映画「輪違屋糸里 京女たちの幕末」
男はんの夢のためやったら
おなごは死んでもええのどすか
ほんまにそう思うんやったら、斬られて本望や
初期の新選組には、近藤勇と芹澤鴨という二人の局長が存在していた。両派は対立を深めていくが、それは「百姓」と「武士」という決して超えられない壁でもあった。やがて持ち上がる芹澤鴨暗殺計画。近藤派として暗躍する土方を慕う糸里は、次第に内部抗争へとまきこまれていく。さらに芹澤の愛人お梅と、芹澤派である平山の恋人吉栄も、来るべき事件への予感を感じ始めていた。
彼女たちは一体何を見て、何に殉じるのか。
そして最後に下した決断とは…?
浅田次郎の小説『壬生義士伝』に続く、新選組物時代小説『輪違屋糸里』をもとにした同作は、京都「島原輪違屋」天神・糸里を主人公に、糸里と仲の良い吉栄、芹沢鴨の愛人・お梅ら女性の視点で芹沢鴨暗殺事件を描いた作品。
天神・糸里役に藤野涼子、糸里が恋心を抱く土方歳三役に溝端淳平、吉栄役に松井玲奈、吉栄と恋仲の平山五郎役に佐藤隆太、芹澤鴨役に塚本高史、お梅役に田畑智子がキャスティング。共演者には新妻聖子、石濱朗、榎木孝明が名を連ねる。監督はテレビドラマ『鬼平犯科帳』などの加島幹也。
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