【戒律】鑑真和上坐像45年ぶり京都公開! 凝然国師没後七百年 特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」開催[京都国立博物館]
凝然国師没後七百年 特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」を、2021年3月27日(土)から5月16日(日)まで、京都国立博物館にて開催します。
「僧侶とは、仏教とはどうあるべきか」
仏教徒が守べき倫理規範である“戒律”を学ぶことが、問いに光を与える存在として扱われ、日本では仏教革新運動をリードする重要な意義を持ちました。
中国で道宣(どうせん)が大成した律学は、五度に及ぶ失敗にもひるむことなく渡航を果たした鑑真(がんじん)によって日本に伝えられ、日本仏教の質を飛躍的に高め、戒律運動の最盛期であった鎌倉時代には、唐招提寺の覚盛(かくじょう)、西大寺の叡尊(えいそん)、泉涌寺の俊芿(しゅんじょう)、東大寺の凝然(ぎょうねん)ら高僧が登場し、その薫陶を受けた律僧は民衆のために数多くの社会福祉事業や造像活動を行い、文化史上に燦然たる光を放っています。
本展では、日本仏教の発展に大きな役割を果たした鑑真の遺徳を唐招提寺の寺宝によって偲ぶとともに、明治時代に至るまでの戒律のおしえが日本でたどった歩みを、宗派を超えた名宝によってご紹介します。
TOP PHOTO:特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」ポスター(チラシ)ビジュアル
凝然国師没後七百年
特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」
2021年3月27日(土)~5月16日(日)
<主な展示替>前期:3月27日(土)~4月18日(日)/後期:4月20日(火)~5月16日(日)
※一部の作品は上記以外にも展示替を行います。
[会場] 京都国立博物館 平成知新館
[開館時間] 9:00~17:30(入館は17:00まで)※夜間開館は実施しません。
[休館日] 月曜日 ※ただし5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)休館
[観覧料] 一般:1,800円(1,600円)、大学生:1,200円(1,000円)、高校生:700円(500円)
※( )内は前売料金です(2021年2月1日~3月26日までの期間限定販売)。 ※中学生以下は無料です。 ※障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳 ※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。 ※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります。
[主催] 京都国立博物館、律宗総本山 唐招提寺、日本経済新聞社、京都新聞、NHK京都放送局
[特別協力] 華厳宗大本山 東大寺、真言宗泉涌寺派総本山 御寺 泉涌寺、真言律宗総本山 西大寺(五十音順)
[公式サイト] https://ganjin2021.jp/
次のページ 展覧会のみどころ