【犬山城】個人所有されていた国宝5城のひとつ。別名「白帝城」国内最古の天守!? 後堅固の城として有名
北には木曽川が悠々と流れ、小高い山の上に築かれた「犬山城」。
そのたたずまいから、別名「白帝城」とも呼ばれています。
尾張国(愛知県西部)と美濃国(岐阜県南部)の境界に位置し中山道と木曽街道にも通じ、地理的な要衝として戦国乱世の荒波にもまれた名城で、城の背後には木曽川、さらには42mの標高差のある崖がそびえていることから、後堅固の城としても有名です。
姫路城(兵庫県)、松本城(長野県)、彦根城(滋賀県)、松江城(島根県)とともに国宝に指定されている天守は、2004(平成16)年まで個人所有されていた唯一の城です。
歴史の表舞台で重要な役割を果たし、いまなおたくさんの歴史ファンを引きつけてやまない犬山城。
天守の特徴や歴代城主をふりかえりながら犬山城をご紹介します。
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