【NEWS】新橋演舞場が大料亭に変身!新橋芸者の晴れ舞台「第95回東をどり」開催[一見さん大歓迎]
第95回東をどりの楽しみ
舞台
一見さんお断りの料亭でしか見ることのできない芸者衆の、粋で艶やかな踊りや芸を見ることができる、1年に1度の貴重な機会。
常日頃ご指導いただく三流派から、今回は、花柳壽應(四世宗家家元花柳壽輔)が総合構成演出し、孫でもある五世宗家家元花柳壽輔と力を合せて臨む、華やかな芸者衆の舞台です。
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幕間
初代が松花堂弁当を考案した東京吉兆が提案するひとつの献立を、新橋料亭各軒が、違いを競う会場限定の陶箱松花堂弁当や、鮨折など、料亭の味を楽しめます。
極上シャンパンのドン ペリニヨンと、東京吉兆の特製酒肴によるブースなど、趣向を凝らした料亭文化を体感。
芸者衆との記念撮影や、芸者衆のお点前と、榮太樓による東をどり謹製主菓子でお抹茶を一服など。
芸者衆が名刺代わりに使う千社札や団扇、東をどり煎餅等、会場限定の東をどり特製グッズの販売。
学生当日半額チケット
年齢は問わず、学生証の提示により、当日券はすべて半額。
東をどりとは
[歴史と背景]
幕末に興った新橋花柳界。
徳川贔屓の江戸の中、維新を前に薩長の志士を迎えました。明治になって彼らは政府の中枢、街は大きく発展します。
芸の一流を街の目標に稽古を重ね芸処となります。
京、大坂に在った芸者の歌舞練場に倣って、大正十四年に新橋芸者の晴れ舞台として建設されたのが、新橋演舞場。
その杮落としは、新橋芸者の公演「東をどり」として初回の歴史が始まりました。
戦火に焼けた演舞場を新橋の精神的支柱として蘇らせようと、昭和23年春に「東をどり」は再開しました。
川端康成、吉川英治、谷崎潤一郎など、文豪の書き下ろし脚本の舞踊劇、横山大観、小倉遊亀、前田青邨など、一流画家による舞台美術等、新橋花柳界ならではのご縁を頂いて、豪華な舞台は人気を集めました。
また、踊りの名手、まり千代の美しい男姿や、スター芸妓が登場し、公演は大成功。楽屋口には出待ちの女学生の人垣が出来るなど、ファンが広がって行きました。
芸の新橋は、一流の指導者と何より稽古に励む街の風が支えます。そして、現在では、芸者と料亭がひとつになり、新橋演舞場が大料亭になる東をどり。日本の綺麗な芸や粋がそこに集います。
第95回 東をどり 開催概要
[日時]
令和元年5月23日(木)~5月26日(日)全10回公演
[1] 23日・24日は二回公演
昼の席 開場12:30 開演13:00~終演14:30
夕の席 開場15:20 開演15:50~終演17:20
[2] 25日・26日は三回公演
壱の席 開場11:00 開演11:30~終演13:00
弐の席 開場13:10 開演13:40~終演15:10
参の席 開場15:20 開演15:50~終演17:20
[会場]
新橋演舞場
〒104-0061 東京都中央区銀座6-18-2
[チケット]
桟敷席:9,000円/一階席:7,500円/二階正面席・二階右席:6,000円/二階左席・三階席:2,500円
※学生割引:年齢を問わず、日本文化に親しんで頂くよう学生証をご提示頂くと当日券は半額で販売します。
[公式:ホームページ] http://www.azuma-odori.net
東をどり 連動イベント
[柳まつり]
開催を前に、柳まつりに芸者衆が登場し、第95回東をどりをPRします。
日時:5月5日(日)
会場:電通通り 銀座通り特設ステージ 銀座三越
内容:柳まつりのオープニングは電通通りのパレードから、その後、銀座通り特設ステージで東をどりの告知と記念ポストカードの配布を実施。踊りも披露予定です。
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