【神社】商売繁盛!合格祈願!無病息災から縁結び!ご利益別にみる人気の神社一覧
この記事の目次
ご利益別にみる祀られている神さま
海に山に大空から自然現象に道端の草花や砂粒から人までの数えきれない八百万の神様にはそれぞれ神徳によってご利益が違うのをご存じでしたか?複数の神徳を持つ神様も多くいらっしゃいますが、その中でも特に強いご利益を下さる神様を紹介します。
商売繁盛
[商売繁盛]
商売繁盛といえばお稲荷さんで知られる「宇迦之御魂」と市場の神様の「大宮能売」や七福神の一柱でもある恵比寿さんこと「蛭子神」が有名ですが、その他にも作物や商工の発展助ける「大山祇」や「日子穂穂手見」などの神様がいらっしゃいます。
合格祈願・学問成就
[合格祈願・学問成就]
学問の神様と言えば天神様と呼ばれる「藤原道真」が有名ですが、幕末の思想家「吉田松陰」や二宮金次郎像でお馴染みの「二宮尊徳」、日本神話の原始の神様の一柱である「八意思兼命」など、もともと人間だった神様と神話の神様が多く祀られています。
縁結び
[縁結び]
縁結びの神様の中で有名なのは出雲大社の「大国主」や浅間神社の「木花咲耶姫命」にこじれた縁を結ぶ「菊理媛大神」や八岐大蛇伝説で有名な「櫛名田比売神」と「須佐之男命」など神話由来の神様が多くいらっしゃいます。
無病息災
[無病息災]
病気や怪我などを払う神様として「少彦名命」に「武甕槌神」。さらに「日本武尊」も災い(病気)を払う神様として祀られています。他にも熊野権現とも呼ばれる「熊野神」や「饒速日命」なども無病息災のご神徳をお持ちです。
旅行・交通安全
[旅行・交通安全]
「饒速日命」は航空や旅の神様としても有名でその他にも「宗像三女神」や「住吉三神」、航海漁業の神様でもある「金毘羅」に応神天皇を神格化したとされ、神仏習合によって菩薩とも呼ばれる「八幡神」も旅行や交通安全の神様として知られています。
商売繁盛の神社
安房神社
[商売繁盛]
安房神社
[あわじんじゃ]
所在地:千葉県館山市大神宮589
神代の時代に創始されたとされる安房神社は、神話にも登場する「天太玉命」は日本の全ての産業の始めた神様として産業の発展をつかさどるまさに商売繁盛の神様です。
商売繁盛のご利益のある神社は伏見稲荷などの稲荷系や神田明神などの恵比寿系などさまざまありますが、上の宮から摂社のある下の宮まで産業や商売に関する神様をお祀りする安房神社は、まさにクリエイターや熱意溢れる商売人におすすめの神社なのです。
今宮戎神社
[商売繁盛]
今宮戎神社
[いまみやえびすじんじゃ]
所在地:大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6-10
商人の街大阪で多くの人々に親しまれている「えべっさん」は、その名前の通り豊穣の神様である恵比寿または蛭子とも呼ばれる「事代主」を祀る神社です。
特に毎年1月9日、10日、11日に開催される十日戎には100万人の人出で賑わい、門松と同じ孟宗竹で作られた福笹やそれにつける子宝を飾ると商売繁盛のご利益があるといわれており、多くの実業家や企業の関係者が訪れる人気のパワースポットなのです。
鷲宮神社
[商売繁盛]
鷲宮神社
[わしのみやじんじゃ]
所在地:埼玉県久喜市鷲宮1-6-1
関東最古の大社と呼ばれる鷲宮神社は商売繁盛の神様「天穂日命」を主祭神の一柱として祀り、由緒は神代の時代までさかのぼる格式の高い神社です。
関東における大鳥信仰の総本社格の神社で「お酉様の本社」として歴史上の数多くの武将や天皇など多くの人々に信仰され、また近年では人気アニメの舞台にもなった事からも遠方からも多くの人が訪れるようになり、地元の人たちからも深く信仰されています。
1899年に建てられた鳥居は、2018年8月11日、根元より折れ倒壊しました。原因は検証中ながらも老朽化によるものとみられています。
合格祈願・学問成就の神社
太宰府天満宮
[合格祈願・学問成就]
太宰府天満宮
[だざいふてんまんぐう]
所在地:福岡県太宰府市宰府4丁目7-1
言わずと知れた学問の神様になった「菅原道真」を祀る全国の天満宮の総本社であり、梅の名所とも知られる太宰府天満宮。天神信仰の中心でもあり芸術文化の神様としても祀られることから、学生だけでなくアーティストやそれを志す人々に深く信仰され年間約850万人の人が参拝に訪れます。
太宰府天満宮では年間祭祀以外にもアートに触れるイベントやスケッチ企画など様々な催しを行っているのも特徴です。
秩父神社
[合格祈願・学問成就]
秩父神社
[ちちぶじんじゃ]
所在地:埼玉県秩父市番場町1-3
秩父地方の鎮守のお社であり日本神話に出てくる知恵の神「八意思兼命」を主祭神の一柱として祀る学問成就の神社です。ユネスコ無形文化遺産に登録され京都の祇園祭に並ぶ日本三大曳山祭および日本三大美祭の一つである秩父夜祭が有名で鎮座してから2100年以上の歴史を誇っています。
そんな秩父神社には権現造と呼ばれる鮮やかな装飾が特徴のお社は必見。秩父のパワースポットとしても人気のお社ですよ。
釣石神社
[合格祈願・学問成就]
釣石神社
[つりいしじんじゃ]
所在地:宮城県石巻市北上町十三浜字菖蒲田305
石巻の釣石神社は知恵と学問を司る「天児屋根命」を祀る神社で、崖から落ちそうで落ちない巨大な丸石があります。東日本大震災の時にも社務所や鳥居が流され参道が沈降し池となっても鎮座し続けるその姿は、どんな災害にも負けない力強さと決して諦めない、落ちない強い意志を表しているかのようです。
御祭神とけっして落ちない丸石から、合格祈願と業績が落ちないという意味をかけて商売繁盛の神社としても人気です。
縁結びの神社
白山比咩神社
[縁結び]
白山比咩神社
[しらやまひめじんじゃ]
所在地:石川県白山市三宮町ニ105-1
白山信仰の中心にして北陸最強の縁結びパワースポットとして人気の白山比咩神社は、神話で仲違いをした伊邪那岐命と伊邪那美命の二柱を仲直りさせた「白山比咩大神」こと「菊理媛大神」を主祭神に祀ることから、良縁を結び恋が叶う神社として若い女性を中心に人気のスポットです。
恋だけでなく様々な良縁を結んでくれる神様なので、ぜひ「結」と書かれた絵馬に願掛けしてみてください。
出雲大社
[縁結び]
出雲大社
[いづもおおやしろ]
所在地:島根県出雲市大社町杵築東195
毎年旧暦の10月、神無月と呼ばれる頃は全国の神様が出雲に集まって来年の気象や作物の出来について話し合いますが、メインの議題は誰と誰を結びつけるかというもの。そのため出雲では10月は神在月と言い、この時期に出雲大社へお参りに行くと普段よりもしっかりと良縁を結んでくれると言われています。
「大国主」を主祭神とする出雲大社は、日本最強の縁結び神社と言っても過言ではありません。
安井金比羅宮
[縁結び]
安井金比羅宮
[やすいこんぴらぐう]
所在地:京都市東山区下弁天町70
良縁を結ぶには悪い縁を切る事も時には必要です。安井金比羅宮は主祭神に悲運の天皇として知られる「崇徳天皇」を様々な悪縁を切って良縁へと結び変えてくれる神様として祀っています。
本殿への参拝後に形代というお札にどんな縁を切りたいのか、どんな縁を結びたいのかを書いて絵馬の形をした「縁切り縁結び碑」に開いた穴を表から裏、裏から表とくぐって形代を碑に貼る事でご利益に預かれますよ。
無病息災の神社
氣比神宮
[無病息災]
氣比神宮
[けひじんぐう]
所在地:福井県敦賀市曙町11-68
北陸の総鎮守である氣比神宮は、主祭神の「伊奢沙別命」の他に「仲哀天皇」や「神功皇后」など無病息災延命長寿、交通安全などのご神徳を持つ神様を多く祀っている神社です。創建は日本書紀時代までさかのぼる神社には「日本三大鳥居」の一つである壮麗な朱色の鳥居があり、その境内には「長命水」と呼ばれる湧き水があります。
1300年以上にわたり御神水として信仰される湧き水は無病息災のパワースポットとして人気です。
磐船神社
[無病息災]
磐船神社
[いわふねじんじゃ]
所在地:大阪府交野市私市9丁目19-1
起源創建不明の磐船神社は天照大御神の命を受けて「饒速日命」がご神体である巨石「天の磐船」に乗って高天ヶ原から降り立った場所という伝説から航空や交通安全の神社となっています。
天照大御神より託された10種類の神宝にはどんな病も傷も癒して死者も蘇ったと伝わる事から、この神社は旅行だけでなく無病息災のご利益があるとされ、さらに神社にある巨石奇石群を巡る「岩窟拝観」は冒険気分を味わえるパワースポットになっています。
石切劔箭神社
[無病息災]
石切劔箭神社
[いしきりつるぎやじんじゃ]
所在地:大阪府東大阪市東石切町1丁目1-1
石切りさんの名前で知られるこの神社は、腫れものや傷物の治癒の他に災難や厄災を払いのけるなど多くのご利益のある神社で、拝殿と参道を行き来し誓願するお百度参りでも有名な場所でもあります。
御祭神は饒速日命とその子供「可美真手命」で、病気平癒や除災招福などのご利益があることから参道には多くの漢方薬局など神社に所縁のあるお店が軒を連ねています。
旅行・交通安全の神社
穂高神社
[旅行・交通安全]
穂高神社
[ほたかじんじゃ]
所在地:長野県安曇野市穂高6079
日本アルプスの麓に佇む穂高神社の主祭神である「穂高見命」は安曇野を開拓した人々の祖神とされ彼らは信州地方だけでなく大陸にも広い航路をもっておりそこから交通や海運の神様として祀られるようになりました。
穂高神社で毎年9月26日、27日に舟形の山車をぶつけ合う「御船祭り」は勇壮の一言。奥宮にあるパワースポットの明神池は荘厳な雰囲気が漂う空間で、御船祭りの後に行われる「奥宮慰霊祭」は静謐な雰囲気がただよう神事です。
首途八幡宮
[旅行・交通安全]
首途八幡宮
[かどで はちまんぐう]
所在地:京都市上京区智恵光院通桜井町102-1
もともとは平安京の王城鎮護のお社として応神天皇や神功皇后、比賣大神を主祭神とする神社で天皇家からも信仰を集める由緒ある神社です。
源義経が東北へ遠征へ行くときにこの首途八幡宮で安全祈願をした事から旅行や交通安全にご利益がると言われるようになりました。それ以降に名前も創建時は「内野八幡宮」も出発を意味する「首途」へと変わったそうです。遠出や京都旅行の安全を祈願して参拝してみてはいかがでしょうか。
羽田神社
[旅行・交通安全]
羽田神社
[はねだじんじゃ]
所在地:東京都大田区本羽田3-9-12
羽田空港の近くにある神社で主祭神に「須佐之男命」と「稲田姫命」の夫婦神を祀ることから縁結びや勝負運のご利益があると戦国時代には多くの武将から信仰を集め、さらに徳川家康が病気平癒の祈願し治ったことから江戸時代より病を払う神社とされています。
旅行などのご神徳お持ちでないのですが、羽田一帯の氏神様であり空港も地域内ということで航空、交通、旅行のご利益があるとして空港関係者や多くの人が旅の安全を願って参拝しています。
まとめ
日本の神様は万能ではなく得手不得手があり、
得意な御神徳を持つ神様を参拝することでより求めるご利益を得る事ができます。
しかし神様同士が仲が悪い場合もあるので、
同じご利益でも祀る神様を確認してから行くのがおすすめです。
わつなぎ関連記事 >>【神社仏閣】初詣は神社とお寺どちらに参拝しますか?
わつなぎ関連記事 >>【近江神宮】競技かるた『ちはやふる』の舞台!流鏑馬開催や漏刻祭にご利益を紹介
わつなぎオススメ記事 >>【現存天守】国宝5城と重要文化財7城をみる!国宝と重要文化財の違い