【食文化】新米の季節に知りたい! お米の個性とおいしさの秘密。AKOMEYA TOKYO「新米祭り」
実りの秋を迎え、今年も新米の季節がやってきました。
全国各地から厳選したお米や食にまつわる道具を取り扱う「AKOMEYA TOKYO」では、2026年10月9日(金)から11月19日(木)まで「新米祭り」を開催しています。
日本の食卓に欠かせないお米。
普段は産地や品種、価格などを目安に選ぶことが多いかもしれませんが、お米にはそれぞれ異なる個性があります。甘みや粘り、粒の大きさ、炊き上がりの食感。さらに、栽培される土地の風土や生産者のこだわりによっても、その魅力はさまざまです。
新米の季節に改めて知っておきたい、お米の奥深い世界をご紹介します。
この記事の目次
甘み、粘り、食感。
品種によって異なるお米の個性
ひと口にお米といっても、その味わいはさまざまです。もっちりと柔らかな食感のお米もあれば、一粒一粒の存在感がしっかりとしたお米も。噛むほどに甘みが広がるもの、あっさりとした味わいで料理との相性が良いものなど、品種によって特徴が異なります。
こうした違いには、お米に含まれるでんぷんの性質も関係しています。特に粘りや硬さには、でんぷんを構成する成分の割合が影響します。
粘りが強いお米は、口の中でもちもちとした食感を感じやすく、一方で粒立ちの良いお米は、噛んだときに一粒一粒の存在感が感じられます。また、炊きたてだけでなく、冷めたときの食感にも違いが表れます。
おにぎりやお弁当には冷めても柔らかさを保ちやすい品種を、料理と一緒に楽しむなら粒立ちの良い品種を選ぶなど、食べ方に合わせたお米選びも楽しみ方のひとつです。
個性豊かな8種類のお米
全国各地のお米の中から、特徴の異なる8種類をご紹介します。
【島根県飯南産 出雲國ご奉納⻑⾕営農組合】コシヒカリ
甘みと粘りがあり、もっちりとした食感
【茨城県稲敷産 ⼤野満雄さん】ミルキークイーン
粘りが強く、柔らかい。冷めても硬くなりにくい
【山形県南陽産 ⿊澤ファーム】つや姫
炊き上がりの美しいつやと、甘み・粘りのバランス
【和歌山県白浜産 ⽥上雅⼈さん】ヒカリ新世紀 熊野米
柔らかな食感が特徴とされるお米
【岩手県稲瀬産 くにみ農園】銀河のしずく
粒立ちが良く、軽やかな食感
【広島県庄原産 農事組合法⼈殿垣内】あきさかり
ほどよい粘りと甘み、食べやすい口当たり
【佐賀県産】シギの恩返し⽶ 夢しずく
ふっくらとした食感と、ほどよい粘り
【長野県中野産 ⼩柳農園】風さやか
さっぱりとした味わいと、ほどよい甘み
もちもちとした食感
茨城県稲敷市産の「ミルキークイーン」は、強い粘りともちもちとした食感が特徴のお米です。
一般的なうるち米よりも粘りが強く、冷めても硬くなりにくい性質を持つことから、おにぎりやお弁当にも向いています。
また、「コシヒカリ」も甘みと粘りのある品種として知られています。全国各地で栽培されていますが、産地や栽培環境によって味わいに違いが生まれるのも魅力です。
甘みとバランスの良さ
山形県の「つや姫」は、炊き上がりの美しいつやと、甘み、うまみのバランスが特徴。ごはんそのものの味わいを楽しみたいときにも適した品種です。「あきさかり」は、ほどよい粘りと甘みがあり、幅広い料理と合わせやすいお米。「夢しずく」も、ふっくらとした炊き上がりと、ほどよい粘りが特徴です。
一粒一粒の食感
岩手県の「銀河のしずく」は、白く美しい炊き上がりと、粒立ちの良さが魅力。軽やかな食感が特徴です。長野県で生まれた「風さやか」は、さっぱりとした味わいと、ほどよい甘みを持つ品種。おかずの味を引き立てるごはんとしても楽しめます。
こうした特徴を知ると、普段何気なく食べているお米にも、さまざまな選択肢があることに気づかされます。
日々のひと工夫
お米のおいしさを引き出す
せっかく選んだお米をおいしく味わうためには、炊き方や保存方法にも少し気を配りたいところです。
まず大切なのが、正確な計量と水加減です。
お米は計量カップだけでなく、キッチンスケールを使って重さを量る方法もあります。洗う前のお米300gに対して水約400gをひとつの目安に、品種や好みの硬さに合わせて調整します。
洗米は手早く行い、必要以上に洗いすぎないこともポイント。水が完全に透明になるまで洗う必要はありません。
また、保存する際は、空気や湿気、高温を避けることが大切です。密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室などの涼しい場所で保管することで、品質の変化を抑えられます。
毎日のちょっとした工夫が、ごはんのおいしさにつながります。
「新米祭り」開催
自分好みのお米を見つける
日本の食卓に欠かせないお米。身近な食材だからこそ、普段はその違いや背景を意識する機会が少ないかもしれません。しかし、品種ごとの個性や産地の自然環境、生産者の工夫を知ることで、いつもの一杯にも新たな発見が生まれます。
もっちりとした食感を楽しむか、一粒一粒の粒感を味わうか。炊きたてを楽しむか、おにぎりやお弁当にするか。
自分の好みや食べ方に合わせてお米を選ぶことも、日々の食卓を豊かにする楽しみ方です。
AKOMEYA TOKYOでは、2026年11月19日(木)まで「新米祭り」を開催中。全国各地から届いた個性豊かなお米を紹介しています。
この秋、いつもとは違う品種を手に取り、自分好みの一杯を探してみてはいかがでしょうか。
AKOMEYA TOKYO「新米祭り」
開催期間:2026年10月9日(金)〜11月19日(木)
公式サイト:https://www.akomeya.jp/shop/e/esinmai26/
